妹のジンテーゼ

妹のジンテーゼを買ってみた。

クイズ界におけるイノベーションのジレンマの話とか非常に面白いな、と。
やっぱりクイズには正解したときに一種のカタルシスがないとね、と思うわけですよ。
さらにいえばクイズ番組においては、回答者が答えた時に視聴者がカタルシスを感じるようでなければいけないと思うわけです。

そういう観点からいうとミリ○ネアや近年の○校生クイズ辺りにはそういったものが欠けていると言わざるを得ない。
製作者たちには是非これを読んで番組内容を練り直して頂けたら、と。

オンラインゲームの発達によって問題の正確性や最新性が上がり、時事問題も出せるようになったりと、クイズゲーム界はクイズブームの頃と比べて確実に進歩したわけで。
ここらでクイズ界全体がもう一度盛り上がったりしたら嬉しいなあ。

んで妹のジンテーゼに話を戻しますが、個人的にはもんかいVSくいけんが盛り上がってくれたりするようだと非常に自分好みの作品になりそう。
作中で、これはジャンプ(注グランドジャンプ)だから争いは避けられない的ことを書いているんで、一ジャンプっ子として期待してます。
マトリックス(映画じゃないよ)の話とかも好きだし、妹のジンテーゼ、今後に期待大の作品です。

完全に余談ですけど、このマンガ、頻繁に主人公の兄が回想で出てきます。そしてこの兄は回想でしか出てきません。
ここが完全に定型化されれば、作中でメタなギャグや他作品でパロディにできそうとか思ったり。
しかしパロディされるぐらい有名な作品になる・・・のか?
やっぱりマンガ作品において、読む人を選ぶからこそ面白いっていう作品は確実にあるわけで。

今後に関しては内容だけでなく、展開や方向性にもいろいろ楽しみがhiro軽じゃなくて広がるなあ。主人公が〜でする口調なだけに。