RTAマンガ

百人一首薙刀などなど、現代ではありとあらゆるものがマンガの題材となっています。

が、しかしもちろん世の中にはまだまだ眠った素材があるはず!
ということでRTAをマンガ化してみたらどうだろうか、というのが今回の話題。

なんでRTAかといえば、自分がそれなりに詳しく、ネタにしやすそうな競技性のあるものの中で、
マンガ化してなさそうなものがRTAしか思い浮かばないのからなのですが。

ちなみにRTAとはリアルタイムアタックの略です。
いわゆるタイムアタックは、ゲーム内時間を競うのに対し、RTAでは実時間を競います。
要するにロード&リセットや一時停止などの時間も込みで競うのがRTAということですね。
そのためにRTAではそのゲームにおける知識や対応力が問われることになります。
その辺がRTAの見所。


さてRTAマンガということで自分が今回原案を考えるのはドラクエ3。
なぜなら他のゲームのRTAは大して詳しくないからです!!

〜あらすじ〜
主人公(熱血系)とそのライバル(知的なイケメン)が何か大事なもの(適当)を賭けてドラクエ3のRTAで勝負することになりました。
ドラクエ3のRTAの第一人者であるライバルに対し、主人公はRTAに関してズブの素人。
主人公は行方不明の父が残したチャート(笑)を基に猛練習に励みます。


呪文や道具の位置を覚えていて、コマンドを入力するライバルに対し、
主人公は優れた動体視力と反射神経(笑)でコマンドを入力。

最新のチャートを駆使するライバルに対し、
父の残したチャートは一昔前の古臭いチャート。

HP計算、経験値計算を全て正確に暗算するライバル(きっとこいつ乱数幅も丸暗記してるな)に対し、
1日7周の猛特訓により、感覚を体で覚えた主人公。

う〜ん、分かりやすい対比構造がいとも簡単に完成(笑)。
 
本番前の練習段階で、安定して3時間ぐらいでクリアするらしいライバルに対し、
主人公は如何せんタイムが安定せず、しかも3時間5分ぐらいが精一杯。


そして迎えた本番当日。
同時スタートで互いに相手の進み具合を見ながらプレイすることになります。


ライバルは勇者怠けでレベ2333。しかも装備を整えたのにピラで乙。
一方の主人公は勇者豪傑でレベ1222。装備購入なしのピラ一抜け。
主人公最大の武器である主人公補正の勝負強さ(笑)を生かし序盤でまさかのリード。

しかしリードを奪ったのも束の間、元々のプレイスキルの差でマクられる主人公。
バイキルまでの経験値45676を全て暗算で計算していたライバル(笑)。もちろんバイキル調整します。
主人公はタイムで負けてる上に、毒蛾切れ、ヒャダルコなし、盗賊レベ20時経験大幅オーバー。
とちゃんと理由付けして、からのバイキル一発ツモ(笑)。

が、やっぱりバラモス撃破時にまたリードされます。
というわけで練習時に偶然発見した(という設定の)王者カットで勝負に出ます。
んで大魔神&アークマージ2体から即逃げ、ゾーマ前までに葉っぱ2枚とも消費。
もちろんライバルはこのエンカ、眠り、打撃、王者、打撃で対応します。そういうキャラですから(笑)。

そしてほぼ同時に運命のゾーマ戦in。

防御、葉っぱ予約、スクルト多用するライバルに対し、
ルカニバイキルでガン攻めの主人公。

脅威の暗算能力(笑)により、最後賢者メラミでゾーマを倒しに行くライバル。
がまさかの賢者後攻&賢者に打撃2連。
ライバル
「バ、バカな……打撃2連の確率は28分の3の確率。しかも仮に打撃2連が来たとしても、
 それが共に賢者にいく確率はわずか1%。確率とは一体…うごごご」

なんてことをしてる間に主人公勝利&3時間切り。やったね!

というわけで超長文になりましたが、もっと掘り下げられるな、これ。
ドラクエのマンガ化も出版社がスクエニなら行ける!気がする。

というわけで誰か描いてくれないかなあ。
単純にオレが読みたいだけですけど。