『竜のかわいい七つの子』

いやー面白かった。

いろいろあって自分の中で期待が高まり過ぎてハードル上がってたんですが、
それを上回る面白さ。


前作の『竜の学校は山の上』もだけど九井諒子先生は設定を生かした話作りが本当に上手いお方で。
逆なんですかね?話考えてから設定作ってる、ってことはないと思うんですけど。
話に合わせて絵柄まで変えたりとかね、器用で済ませていいレベルじゃないですよ。

現実に即したファンタジーというか、都合の良すぎないファンタジーというか、
一貫したテーマでここまで描けるものなんですねえ。


ここらで長期連載も読んでみたい作者です。